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くるみ

「アキラとあきら」

更新日:2022年9月13日

同じ名前を持つ対照的な生い立ちの2人の男がメガバンクに新入社員として入社して10年の葛藤とバンカーとしての成長を描いた作品です。竹内涼真と横浜流星がW主演を務める。他出演者に、King & Princeの高橋海人、上白石萌歌、児嶋一哉、ユースケ・サンタマリア、石丸幹二らが出演する。監督は「思い、思われ、ふり、ふられ」の三木孝浩。

2022年8月公開/日本

監督:三木孝浩


池井戸氏の小説は、銀行勤務やコンサルの経歴を活かして、一般企業や金融などを描いた経済小説です。働く人々が葛藤したり、プライドを持って夢に挑戦したりといった、社会人に身近な題材を扱うことが多いので読者の共感を呼んでいるのかと思います。また、現代社会のサラリーマンのテーマでもある「本当は上司に物申したい!」といった心理を如実に映し出した内容も支持されているのかもしれません。私にとって小説も映画も観終わった後に、気持ちがスカッとし元気になるのでビタミン剤のような作品です。


「アキラとあきらは」メガバンクに入社した二人の新入社員の成長を描きながら銀行と零細企業や中小企業の板挟みの中でバンカーとしての成長や葛藤を描いたものです。映画で印象に残っているのは、後半での融資に際しての稟議書の作成過程です。バンカーとして経験を積んできた主人公が、顧客の側に立ちその会社の強みは何か?将来性は?など緻密に分析し、立て直しに必要な資源を見つけ出し連携を取り、完璧な稟議書を作成して厳しい審査を通過させるところはグッときます。





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