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  • くるみ

「海賊と呼ばれた男」

更新日:2022年6月11日

第10回本屋大賞を受賞した百田尚樹のベストセラー小説を、『永遠の0』の監督&主演コンビ、山崎貴と岡田准一のタッグで実写映画化。明治から昭和にかけて数々の困難を乗り越え石油事業に尽力した男の生きざまを、戦後の復興、そして世界の市場を牛耳る石油会社との闘いを軸に描く。日本人の誇りを胸に、周囲の仲間との絆を重んじた主人公・国岡鐡造の青年期から老年期までを、主演の岡田が一人でこなす。

2014年作品

映画を観ていて日本が第2次世界大戦へと突入した背景が描かれていて、今と同じで戦争の背景にエネルギー問題があったのだと思いました。文明の発達に伴うエネルギー獲得問題が今だ続いているかと思う…争いなしの文明発達共存の道を進む英知が改めて必要だと痛感しました。

この物語には、モデルがいて出光興産の創始者の出光佐三と言われています。敗戦後。日本の多くの企業では従業員を解雇して危機を乗り切ろうとした。だが、このとき、出光は当時約一千人いた出光興産の従業員を一人も解雇しなかった。幹部たちから、会社を存続させるために人員整理が必要だという声が上がったが、それでも彼は頑なに拒み、信念を貫いた。

「安易に仲間をクビにして残った者だけが生き延びようとするのは卑怯者の選ぶ道だ。みんなで精一杯やって、それでも食っていけなくなったら、みんな一緒に乞食になろうじゃないか」という逸話があるくらい従業員を家族のように大事にしていたそうです。また、武士道経営を貫き、お金や権力のために事業をするのではなく、会社は国家の為、国民の為にあり「人間尊重主義」と「大家族主義」を重要視して会社を存続させていったのです。

出演は、岡田准一、吉岡秀隆、鈴木亮平、綾瀬はるか、堤真一ら豪華俳優陣がそろう。

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